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佐用町 X 自分 x ○○
 
2015年7月、佐用町プロジェクトがスタートしました。縁あって、一般社団法人ふくよし麦の輪さんとのコラボレーション。夏休みの4日間の学習では、一日目に佐用町について調べ、移住者、地元の方、観光客と三つの視点x テーマでまとめました。二日目はフィールドワーク。そして、三日目に提案を考え、4日目にはプレゼン。あっという間でしたが、学びをしっかりと刈り取ることができました。
 
根っこを育てる。わたしたちが考える三つの根っことは、①学びを深く吸収する根っこ ②ふるさとにつながる根っこ ③大地のエネルギーを吸収する根っこ。現代社会においてないがしろにされがちなこの三つの根っこを鍛える「根活」は人がしっかりと大地に根を張り、縦横無尽に成長して行く土台となります。
 
また、このプロジェクトではSocial Entrepreneurshipも学ぶことができます。近くて遠い、佐用町。都会ではほとんど意識することの無い、人口減少による学校の統廃合や、鹿害などの「お困り事」について三つ(今回は二つ)のアプローチで考えました。それは①○○の○○なお困り事をどう解決するかというアプローチ ②自分が欲しい気持ちである○○を同日減するかというアプローチ ③どのような未来を創るのかというところから逆算し、今何をすべきかを考えるアプローチ。その過程で、自分が社会にどのように貢献していけるのかということを意識することができ、既成の職業にとらわれない、柔軟なものの見方でキャリアモデリングをすることができるようになります。
 
Organic Learning とは
 

Organic Leaningについて。

Organic Learningは、有機農法が土壌の改善に手間ひまをかけるように、マインドセットの開発にじっくりと取り組み、アクティブラーニングによる学びを浸透しやすくすることで、成長を早め、生涯学習力をつける学習アプローチです。
Organic Farming 有機農法のイメージ:
<<時間はかかるが、植物は根を深く張り、健康。多くの追肥や殺虫剤を必要としない。一度しっかりと生育をし始めると、その後の手入れは少なくてよい>>
・化学肥料や殺虫剤を使わない
・土壌の改善によって作物が生育しやすくする
・土壌についてよく知る
・時間をかけて育てる
・植物が本来持っている生育力を高める
・環境全体を考えたホリスティックなアプローチ
・生物の多様性を守る
Organic Learningのイメージ:
<<結果はすぐには出ないが、生徒は自律的に学習し、学びそのものを楽しむ。多くのテストや問題集を必要としない。一度自律的に学び始めると、その後、学習にあまり強制力を必要としない。>>
・加工された教材を多用しない。
・短期的なモチベーションに基づく教育を減らす。
・マインドセットのCultivationに力を入れる。
・自分についてよく知る。
・協同学習に力を入れる。
・生徒が本来持っている学習力を高める。
・Globeを視野に入れたアプローチ
・文化の多様性を守る
Learning should be FUN!
学び=わくわく
わくわくしない=学びでない
人間が生来持っている力を殺さない
・学びたいという意志、体を動かして学ぶ力、つながりたいという気持ち、良いことをしたいという心、挑戦する野心、過程を楽しむ余裕
・自ら学ぼうとする力は生涯学習力となり、一生生きていく糧となる。
 (自律的学習者は世界を正しい方向へと導く)
ポイント:
1)安心安全の場
2)あえての失敗
3)リフレクション
4)協同学習
5)自律的学習

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